巨乳

妄想の彼女 美和子

7.語られた真実

まるで夢遊病者のようにフラフラと、隆志は正門に向かって歩いて行った。すれ違う学生たちには目もくれずに、隆志は今しがた起きた出来事、美和子のことを悔やんでいた。(オレが早とちりしていらないことをしたばっかりに、決定的に嫌われちゃった。もう取り...
妄想の彼女 美和子

6.キャンパスへ突撃

結局、悪夢にうなされて夜中に目が覚めてから明け方まで眠れなかった隆志は、朝食もとらずに美和子が通う大学のキャンパスへと向かった。まだ朝早いので電車も空いていて、駅から大学へ向かう道も閑散としていた。時計をみるとなんとまだ6時半だった。(ちょ...
妄想の彼女 美和子

5.黒い噂

(とんでもないミスをした)隆志は慌てていた。突然、美和子と連絡が取れなくなってしまったのだ。思い返せば図書館で再会して以来、隆志は別れる前に、毎回、次に会う約束をとりつけていた。それは図書館から映画、花火大会と続き、美和子との、この夏のかけ...
妄想の彼女 美和子

4.花火大会

映画に行った帰り、一緒にご飯を食べた時に、隆志は思い切って美和子を花火大会に誘った。「いいよ。行こうよ。楽しみだな」意外にも美和子は嬉しそうにOKした。(映画といい、花火といい、あまりに話が上手くいきすぎる。オレは何か怖いくらいについてるな...
妄想の彼女 美和子

3.妄想の映画館

土曜日の午後、隆志が駅前で待っていると美和子が向こうからやって来るのが見えた。今日の美和子は白っぽい花柄の膝下まであるフレアスカートにグレイのノースリーブのサマーニットを着ていた。相変わらずニットの胸元は、その下に大きな中華まんじゅうを二つ...
妄想の彼女 美和子

2.妄想のキス

図書館のカフェコーナーには、二人掛けのテーブルと椅子がいくつか置かれていて、運よく他から少し離れている壁際の席が空いていた。そこに隆志が座ると、ついてきた美和子が小さなテーブルを間にして正面に座った。生れて初めて、真正面の至近距離から美和子...
妄想の彼女 美和子

1.偶然の再会

高校1年の春、初めて山本美和子を見たときから、その存在が隆志の頭の中でどんどん大きくなって、隆志の意識は美和子から片時も離れることができなくなった。今思えば、3年間ずっと隣のクラス同士という状況が、近くにいるが絶対に手が届かないという隆志と...
地獄待ちの玲子

2.どんくさい彼女

大学を卒業した健二は、都内に本社がある文具メーカーに就職した。一方、慶子は親のコネを使って大手のマスコミ企業に契約社員の身分で潜り込み、責任のない部署で、OL気分を満喫していた。慶子からはそれとなく結婚のサインが何度か出されたが、健二は気づ...
地獄待ちの玲子

1.退屈な彼女

いつもの通りに抱き合って、いつもの通りに服を脱がす。露わになった存在感のあるEカップの大きな乳輪を口に含むと、すぐにとってつけたように悦びの声を漏らしてくる。健二と慶子とのエッチは最初から最後まで手順も反応もいつも同じだった。奥山健二と岸田...
Mの刻印 里恵

6.もう一つの処女

ゴールデン・ウィークに行われた大規模な展示会が終わると、季節は梅雨へと向かい、里恵たちの仕事も一段落した。そろそろ冬のシーズンに向けて仕込みが始まる時期だが、6月はちょうど端境期にあたり、一年の内で比較的ゆっくりできる月だった。部内でも早め...
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