官能小説

Mの刻印 里恵

2.眠り姫

部屋に戻った里恵は洋服を脱ぎ捨て全裸になると、バスルームに急いだ。シャワーを頭から浴びながら、今夜あった全てのことを洗い流したかった。「あんなに激しい声を上げるとは思わなかったよ。しかも内股までべっとり濡らして。かわいそうに男に飢えてたんだ...
Mの刻印 里恵

1.どストライクな女

ある大手のテキスタイル・メーカーのVIPフロア。販売促進部に所属する外崎里恵は、常務取締役に呼びつけられて、その廊下を急いでいた。チャコール・グレーのひざ丈のタイトスカートのスーツに白いブラウス。黒のパンプスで颯爽と歩く里恵は、すれ違う男た...
からめとられた百合花

6.肉人形

百合花が剛田にあてがわれているマンションの寝室、明かりが煌々とともる室内では、剛田が百合花を相手に、いつ終わることもない痴態を演じていた。ベッドのヘッドボードに寄りかかっている百合花の目の前に、剛田のポマードで固めたオールバックの頭がある。...
からめとられた百合花

5.破瓜…処女喪失

ホテルのスイート・ルーム、その間接照明の中で剛田は百合花の裸の立ち姿を心行くまで楽しんでいた。命ぜられるがままにブラジャーとパンティだけの姿になった百合花は、恥ずかしそうに肩をすぼめて立っていた。右手で股間を覆い、左手で抱えるようにして胸を...
からめとられた百合花

4.初めてのお仕置き

約束の時間にマンションに戻ってきた剛田は、着飾った百合花の姿をうっとりと眺めた。白地に百合の花の模様があしらってあるひざ丈のワンピースは、上品で趣味のいいものだった。その下の黒いストッキングが、少し大人びた色気を感じさせ、好ましかった。ワン...
からめとられた百合花

3.つかの間の逢瀬

百合花が見張られていると言った剛田の言葉は、本当だった。百合花がマンションの玄関を出ると、道の向こう側に黒塗りの車が止まっていて、風体の怪しい男がサングラス越しにこっちを見ているのだ。(家に来たあの人たちだ。私は本当に見張られている。お父さ...
からめとられた百合花

2.強制結婚

老人は二人組の男たちを一喝した。「わしは剛田実業の剛田達吉だ。お前たちもその筋なら、剛田の名前くらい知っているだろ」剛田実業という名前を聞いて、男たちは顔色をかえ、二人とも慌てて百合花から手を離した。「わしは昔、松崎さんにお世話になったこと...
からめとられた百合花

1.地獄からの使者

(大変なことになってしまった)とある救急病院の集中治療室のなかで、松崎百合花は途方にくれていた。この春、大学を卒業する予定だった百合花は、卒業式に着る着物の試着のために、都内の有名呉服店の売り場で、待ち合わせをした父親が現れるのを待っていた...
売られた女 比呂子

9.エピローグ

誘拐されサディスト兄弟に売り飛ばされた美人OL
売られた女 比呂子

8.脱出

誘拐されサディスト兄弟に売り飛ばされた美人OL
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