道也はベッドの横に50インチはありそうな巨大な液晶テレビを引きずってくると、配線をつなぎ、リモコンを操作した。その大型モニターに、いきなり全裸の真弓が映り込んだ。
「この部屋はアダルトビデオのハウス・スタジオになっていて、遠隔操作で色々な角度からビデオ撮影ができる仕組みになっている。さっきまでおれとお前が愛し合った姿は、バッチリ録画したというわけだ」
そういって道也は小さなリモコンを誇らしげに見せた。
「ほら見てごらん。アングルを変えれば、2人のはめシロまで見えるだろ。お前の濡れ濡れのあそこが、ぱっくりと俺を飲み込む姿がビデオに収録されているってわけさ」
画面を切り替える度に、大股開きで道也を受け入れている真弓の姿が、色々な方向から写し出されるのだった。
「いや、やめて」
「やめないよ。お前はもう心も体も俺のものなんだよ。俺に逆らわないように人質として、お前のいやらしい姿を映像に残しておくわけさ。もうお前は俺にさからえない。ほら見てみろよ」
体を二つ折りにされた真弓がモニターに大写しになった。ちょうど両足のふくらはぎをそれぞれ耳のあたりに決められている、みじめな姿が映っていた。巨大モニターの中で、真っ白でプリッとした太腿の間に泣き顔の真弓がいた。その顔のしたには誰にも見られたくない女の恥ずかしい部分、女唇とアヌスまでもがしっかりと映り込んでいた。やがて道也の下半身が画面に映り込んできた。道也ははちきれそうに勃起したペニスをしごきながら膝歩きで真弓の股間に近づくと、片手でペニスを持って、真弓の秘部にこすりつけるのだった。そのたびに真弓の悲鳴が聞こえた。やがて道也はペニスを女唇にあてがった。張り裂くような悲鳴を聞きながら、道也はペニスの先を沈めていった。そしてゆっくりと貫いてくのだった。
(こんなの誰かに見られたら、もう生きていけない)
真弓の愛液でテラテラと輝る道也のそれが、大型モニターの中でゆっくりと抜き差しし始めた。自分が上げる悲鳴まじりの喘ぎ声を聞きながら、地獄に叩き落された真弓は、とめどなく涙を流すのだった。
道也の異常な性欲で、何度となく中だしされた真弓は、明け方になってようやく解放された。ベッドの上で半ば拘束されながら無理な体位を強いられたおかげて、体の節々が傷んだ。ノロノロと服を着ている真弓の傍らで、道也は真弓のバックの中から免許証と家の鍵を取り出すとそれらを写真にとった。
「今度の土曜日に家庭訪問にいくからな。合鍵を作っておくから、鍵をかけて籠城しようとしても無駄だよ」
道也は蛇のような狡猾な表情で、そう宣言すると、にやりと笑った。